あなたにも届くようにこれからムダきわの精一杯の言葉を贈りたいと思います。
はじめの1歩
はじめの1歩とか最初の1歩という言い方があります。
これは何かを始める事だったり、勇気を出して実際にやってみるという事を足を踏み出して前に進むという人間の行動に例えて表現している言葉です。
人は変化を恐れます。
現状が満足できるかどうかは別にして、それでも今の生活が崩壊してしまうんじゃないか、もっと悪くなるのではないか?
そういう恐怖から変化を恐れる人は多いと思います。
始めてみれば案外たいした事なかったりする事もあるので、1歩踏み出せた人は2歩、3歩と前に進む事に恐怖は感じなくなります。
でもこの最初の1歩がどうしても踏み出せないという人もいると思います。
「やってみればたいした事ないからやってみればいいよ」
「始めなければ何も変わらないのだからやるべきだよ」
こういう言葉はムダきわ自身も以前は使ってましたけど、最近になってきてそんな言葉じゃ何の解決にもならないと気づきました。
当然です。
始められない原因は人それぞれだし、そんな簡単に考え方や気持ちが変えられるのなら励ましの言葉なんて必要ありませんからね。
励ましの言葉そのものを否定するつもりはありません。
その奥には「頑張ってね。応援してるよ。」などのような暖かい気持ちも含まれているからです。
ただそれでも根本的な解決にはなりません。
だからムダきわなりに他の方法を考えてみました。
だったらとことん考えてみる
これは言葉の通りです。
案ずるよりも産むが易しということわざがありますが、あれの逆です。
どうせなら失敗した時の事をとことん考えてみようじゃないかって事です。
ただし、今までとは考える方法を少し変えてみて下さい。
これから紹介するルールの中で考えてみて下さい。
1 夜中に静かなところでは考えない
2 考えるのは昼間の明るい時間なので昼間に時間取れる日を選ぶ
3 自分の考えがまとまるまでは相談しない
4 考えた事は言葉として残す
上から順番に解説していきます。
1と2は結果的に同じ事を言っているのですが、これもルールとして決めておけば少しは楽になると思います。
例えば、夜中に怖い映像を一人で見てしまった後に楽しい事を想像しろと言われてもなかなか難しいです。
その逆に友達と遊んでいる時や自分が好きな事をやっている時に怖い事や悲しい事を思い浮かべる人はあまりいないと思います。
(会話の中の言葉がキーワードとなって不意に思い出す事はあるかもしれませんが)
それぐらい人の考える事っていうのは外から受ける影響にもの凄く左右されます。
夜中にTwitterとかで溢れる気持ちを吐き出して、次の日の朝読んでみたらものすごく恥ずかしかったw
夜中に友達に送ったlineを次の日の朝読み返したら、顔から火が出そうなぐらい恥ずかしい事を書いてたw
これに似たような経験は誰もがしてると思います。
なので夜中に一人であれこれ考えると周りの雰囲気に考え方も引っ張られてしまうので避けましょうって事です。
3についてはあくまでも考えがある程度まとまるまではという前提です。
完璧な答えを出す必要もないけど、なんとなく迷っている段階で相談しても自分の本当の気持ちから遠ざかる時があります。
だから自分なりに考えがある程度まとまるまではとりあえず自分一人で考えて下さい。
そして大事なのは4番です。
別に紙と鉛筆を用意しなくてもスマホのメモ機能とかで大丈夫です。
頭だけで考えていると、同時に複数の考えが浮かんだりして余計に頭がこんがらがってきてしまいます。
その結果考えれば考えるほど迷路に迷い込んでしまい、一人ではどうしていいかわからないという状態に陥りやすくなります。
これを避ける為には、実際に目に見える形にするのが大事です。
ブログもまさにそれのひとつです。
頭だけで漠然と考えているよりも、こうやって文字にしてみると自分が本当に考えたい事がわかりやすくなります。
ですので試しにムダきわの提案したルールの中で考えてみてください。
失敗した結果自分がどうなるのか?なるべく具体的に想像してみる
これから起こる未来を具体的に想像するのは難しいかもしれませんが、過去に失敗した事や恥ずかしかった事などを参考にして想像してみてください。
失敗してその結果どうなったか?
それは自分がよく知っていると思います。
もし仮に同じような状態になったとしたらそれはある意味やり直しができるということです。
もっとこうしておけば良かったと感じた事があったのなら、その通りにやる事を想像してください。
現実的にはなかなか考えた通りにはいかないのですが、自分が想像できる範囲で失敗した時、失敗した後にどうすればいいかと考えておけば多少なりとも不安は和らいできます。
後は色々考えているうちに自分の本当の気持ちに気づける事もあります。
失敗する事を恐れているつもりだったけど、実は自分がそれをできるかどうか自信がない。
失敗が怖いのではなく自分を信じられない事が怖い。
などのように自分が本当に感じている不安だったり恐怖というのが言葉にしていくうちに少しずつ見えてきます。
だから厳密に言うと失敗した後の事をあれこれ考える事で実は自分が本当に感じている気持ちをみつける為にやるのです。
その気持ちにさえ気づければ具体的な方法とか、現実的な計画とかが思い浮かばなくても意外と人は安心感を得られるものです。
ただ一人で考え込んでしまうと、どうしても見えない不安に押しつぶされそうになってしまいます。
それを少しでも防ぐために明るい時間、賑やかな場所、自分にとって心地よい場所のように外から受ける影響力を利用するのです。
一歩踏み出す勇気を持たずとも自分の本心に気づければ自然と足は前に進みます
不安を無理に押し殺して、無理やり勇気を振り絞らずとも、不安を感じている本当の理由がわかるだけで、人は自然と前を向けるようになります。
悩みを考える時は、実はいつ、どこで考えるかで大きく答えが変わってきます。
ですので、時間と場所を変えてみるだけでも今までとは全然違う答えがみつかる事もあります。
少なくても、ムダきわの提案を試したからと言ってあなたの評価が下がる事は絶対にありません。
だから安心して試してみてください。